島根県高次脳機能障がい支援事業
相談拠点事業
島根県高次脳機能障がい支援事業相談拠点事業について
高次脳機能障害とは?
病気や事故などで、大切な脳の機能がうまく働かなくなってしまうことをいいます。脳には、記憶したり、考えをまとめたり、物事を計画したり段取りしたり、集中して物事を進めるなどの機能(いわゆる高次脳機能)があります。脳卒中や事故、脳炎や水に溺れるなどによって脳が損傷を受けると、この機能がうまく働かなくなります。また、一見しただけでは障害があることが分かりにくいため周囲の理解を得るのが難しいといわれています。
このようなことでお困りではありませんか?
病気(脳血管障害)をしてから、また、事故(頭部外傷)に遭ってから、このようなことでお困りではありませんか?
- 相手の立場や気持ちを思いやることができない。(⇒ 社会的行動障害?)
- うっかりミスや不注意が多い。(⇒ 注意障害?)
- 我慢ができない。浪費してしまう。(⇒ 社会的行動障害?)
- 新しいことが覚えられない。(⇒ 記憶障害?)
- 計画を立てて物事を実行することができない。(⇒ 遂行機能障害?)
- ふたつのことを同時にしようとすると混乱する。(⇒ 注意障害?)
- 感情のコントロールができない。些細なことに感情を爆発させる。(⇒ 社会的行動障害?)
このほかにも
- 話せない、話が通じない。
- 左側のものに気づかない、ぶつかる。
- 自分から何もしようとしない。
などでお困りの場合、もしかしたら高次脳機能障害かもしれません。
島根県高次脳機能障害者支援事業
島根県は、専門的な相談支援、関係機関との地域支援ネットワークの構築、専門職員への研修などを行い、高次脳機能障害者に対して適切な支援が提供される体制を図るため、県内7カ所の圏域に相談支援拠点を平成19年度から順次設置を進めてきました。
浜田圏域(浜田市・江津市)においては、当センターが島根県から相談支援拠点の委任を受け、平成19年11月から業務を開始しております。
高次脳機能障害専門外来
当センターでは平成20年10月から毎月1回(第3水曜日)、高次脳機能障害の専門外来を開設しました。
診察の詳しい内容・申し込みにつきましては、相談支援課までお問い合わせください。